HSPのお母様が笑顔になるために・・
先日、日本にHSC・HSPの考えを広めた明橋大二先生と長沼睦雄先生の『ひといちばい敏感な親子(HSC・HSP)へのハッピーアドバイス』という講演を聞く機会がありました。
5人に1人存在すると言う、ひといちばい敏感な子供=HSCについては、私もセッションを通して多くの不登校のお子様に関わらせて頂く中で、その多さに驚いています。
不登校の子の中に多くのHSCがいるのでは?
私の周りでは不登校のお子様の7割以上はHSCではないかと感じています。
そして、このHSCという考え方がまだ、学校の先生やお医者様などに広く浸透していない事から、
・お友達との関係を上手に結べない
・学校に行けない
・情緒不安定
などの状況によって発達障害と診断され、ご家族もご本人も苦しんでいらっしゃる例を数多く見てきました。
もちろん、一緒にADHDやアスペルガーなどの気質も持っている子も多くいらっしゃいますが、基本的にHSC・HSPは発達障害とは一線を引くものです。
そして、多くのお母様に関わりながら感じているのは、お母様もまたHSPであるというパターンも非常に多いと言う事です。
HSCの子が成長すると
HSCのお子様は人の気持ちに敏感です。
何も話していないのに相手の気持ちを察知して気を回したり、他の人が叱られているのを見るだけで、自分が叱られているように苦しくなります。
また、繊細で傷つきやすい事から、失敗を恐れ、挑戦する事をあきらめたり、自己肯定感が低くなり、ストレスから、学校に行く力が出せなくなってしまう子もいます。
そして「相手の望むような子になろう」「期待に応えよう」と、家族や先生、お友達にとって良い子を演じるようになるタイプの子も多いです。
そういった子は、一見、優等生や「しっかりした子」「問題のない子」だと思われてしまう子になりがちなのですが、これは本当の気持ちを出している姿ではありません。
自分の正直な気持ち(かまって・甘えたい・私も欲しい!・やりたくないetc)を押し込めていい子でいようと頑張っているのです。
周りの人や、お母さんを悲しませない為に
「自分さえ、合わせれば」
「私が、我慢すれば」
「私が、がんばれば」
と、他の人に合わせる気質が身についてしまうのです。
これは『自己犠牲』の意識です。
自分を犠牲にする事が気質のように身についてしまい、結婚してもワンオペ育児(1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態)になりがちだったり、自分の喜びよりも、まずは夫・子供の為にと当たり前のように、自分以外の人を優先する事を選択してしまいます。
『自己犠牲』は母としては当たり前の意識かのように思われるかもしれませんが、HSPの方は、この傾向が強くなりがちだと思うのです。
そして、自分をすり減らしてがんばるので、大人になって思うようにいかなかったり、生きづらさで苦しくなってしまう事も増えてしまいます。
がんばり屋の気質の中に隠れているHSP
私は今まで、お子様の発達障害やHSCでご相談に来られたお母様に達の中に、どれだけ多くの優しくて、繊細で、家族を思いやる気持ちのひと一倍強い、がんばり屋の方を見て来たかわかりません。
ただ、頑張りすぎているので、自分ではどうして良いか分からなくなるほど苦しんでいる事も多いのです。
そのようなお母様達と丁寧にお話をさせて頂きますと、生きづらさに気づかれ、お子様のセッションと共にお母様のセッションをお預かりする事が多くございます。
私達が行う、原始反射統合のアプローチはHSC・HSPの方にも、発達障害の方と同じように変化を感じて頂いています。
・人づきあいの苦手さ
・人前での不安
・初めての場所
・感情のコントロール
・あきらめやすい
・不安になる など
関係する原始反射を発達させる事で感じ方が変わっていきます。
お母様自身が自分の成長を実感することで起こる変化
感じ方が変わる事で、捉え方にも変化が起こります。
「今まで苦手だと感じていたママ友のお付き合いを楽しいと思えるようになった」
「未来に希望が持てるようになった」
「人の行動を見ても、評価しなくなった」
「人前で話す事が普通にできるようになった」
「自分を大切にしようと思った」
「やりたい事がみつかった」
「自分が好きになった♪」
時に涙しながら、キラキラした笑顔でお話して頂ける時、この仕事を選んで良かったと心から感じ、そして、全ての方が持っている進化成長する力の素晴らしさを感じます。
そして、もちろんお母様がそのような変化をされた時、お子様にも同じように変化が起こる事は言うまでもありません。
私達はこれからも、ここ千葉市 (幕張) で、発達にお悩みを抱える方、HSC・HSPの方、能力を伸ばしたい方に、心を込めて寄り添い、笑顔になるお手伝いを続けて行きたいと思っています。
先日の講演では「HSC・HSPは気質なので治す事はできないのです」と先生はおっしゃっていました。
確かに繊細で敏感な気質は変えられないかもしれません。
でも、この気質は本当は素晴らしい力なのです✨敏感に感じる事を「怖い」事や「あきらめ」「失望」という回路に繋ぐのではなく、「自分らしさ」や「魅力的な力」だと強みにして、進化成長つなげる事は誰にでも起こせるのだと感じています。
原始反射の統合はそのお役に立てるものだと、多くのお母様の笑顔を見ながら実感しています。
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