子どもへのガミガミが止められない時の解決法
最近『子どもへのガミガミが止められない』という事でご相談を受ける事が増えています。
つい、お子さんにガミガミしてしまうのは、「このままではいけない」と未来を心配する、親だったら当たり前の思いから出るものだと思います。
今日はそういったガミガミやアドバイス(過干渉)がお子さまの【マインドセット】にどのように影響するかについてお伝えします。
【マインドセット】とは
マインドセットとは、心理用語で人間が持つ「無意識の思考・行動パターン」、「物事を捉える時の思考の癖」のこと。
ご自身のお子様を見ていて、
- 不平不満が多い
- いつも人のせいにする
- 失敗を恐れる
- やる気がない、あきらめやすい
と感じる事はありませんか?
これは子どもだけでなく、大人だって思いあたることがあるかもしれませんね。
マインドセットの違い(固定的思考態度と成長的思考態度)
固定的思考態度
上記のようにマイナスに物事をとらえてしまう【癖】を持っている子は「自分をよく見せたい」という欲求があり、失敗する可能性がある挑戦を避ける傾向を持ち、物事のとらえ方がネガディブな思考になっているかもしれません。
成長的思考態度
固定的思考態度と反対の成長的思考態度は、根本に「学びたい」という欲求があり、挑戦を喜んで受け止め、逆境にぶち当たっても粘り強く堪える傾向、いわゆる、ポジティブシンキング。
この思考態度(マインドセット)の違いは、のちに人生に大きく影響し将来の成長や成功・幸福度に反映される事をスタンフォード大学などが研究発表しています。
子どもへの言葉がけがマインドセットに影響する理由
なぜ子どもを心配して言葉をかける事がマインドセットに影響するのか。
実はガミガミやアドバイスは、子どもに内面に以下のように受け取られます。
- あなたは頼りない
- 安心して見てられない
- 間違ってる
- 心配な子
このように、常にネガディブな言葉をもらったり、そこばかりを見られて育つことで、ネガディブばかりに目が行く【癖】を教えているようなものなのです。
私は、非常にポジティブな成長的思考態度の方に出会うと決まって聞く事があります
『もしかして、ご両親から何も言われずに育ちませんでしたか?』
その答えは決まって
『はい!うちの親は私に何も言わなかったです!』
そして一緒に『いつも認めてくれた、信頼してくれた』とお伺いします。
親御さんが子どもに送るポジティブな目線は、子どもが自然に成長的思考態度を身につける助けになります。
大リーグで活躍する大谷翔平さんも、ご両親にこのように育てられたそうですよ♪
子育てはもうやり直せない?
こういった話をすると、「間違った子育てをしてしまった」、「もう手遅れです」と言われる事も多いのですが、そもそも、自分(親)がそうやって育てられてないのに、ポジティブにフォーカスする子育てなんて、できなくて当然!
安心してください!
人はいつからでも成長する事ができます。
『子どもへのガミガミを手放したい』とご相談くださるお母様は、必ず変わっていかれます^^
私はお母様のマインドセットが変わる事で、飛躍的に成長し、自信を持つ子ども達を、た~くさん見てきました☆
まずは、お母様自身がポジティブな捉え方に気づけるように、ご自分をポジティブに見られるように、
【呼吸】や【いまここ】などを役立ててみてくださいね。
お母様のマインドセットの変化に連動してお子様も違う姿をきっと見せてくれますよ。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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