左脳右脳の成長から発達を見るブレインバランス

この度、「薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方」の著者である吉澤公二先生に直接ご指導を受け、約一年間ほどかけて、BBIT(脳バランスインテグレーション療法)ベーシックコースの学びを経て、修了試験に合格!修了証を頂きました(#^.^#)

本を読んだ時、今まで理解する事の難しかった、子供達の発達の特性に新たな考え方を頂き、感動したのを覚えています。

吉澤先生に直接学べるクラスがあると聞き、生徒になったのは去年の夏の事でした。
それから一年、月に一度、朝から夕方までの学びを通して、ブレインバランスの基礎と機能神経学を学びました。

著書を読んで、既に左脳右脳のディスコネクション(発達の差)から見た、発達を伸ばすお手伝いもさせて頂いてましたが、直接指導を頂く事で更に学びが深まり、何より機能神経学を通して、多動やチックのメカニズム、衝動性のコントロール、親子の愛着の大切さ、運動機能の伸ばすための理論を基礎から学ぶ事ができました✨

学びを重ねる事で、目の前のクライアントの方のお困り事が、左脳右脳の発達の差(どちらかの脳が優位で、どちらの脳が機能を発揮できていない)が影響している事を感じる事も増えました。

 

右脳の抑制力の大切さ

学んだことは多岐に渡ります

・原始反射の事(これは私も専門ですので学びやすかったです♪)
・発達障害について
・親子間の愛着
・脳部位それぞれの機能
・左脳/右脳の特性
・神経伝達物質について
・運動機能の発達の大切さ(小脳)
・数々のアセスメントやアプローチ方法
・栄養学 etc~

学びを通して感じた事の一つは、右脳の抑制力の大切さです。
抑制と言うと(制限する/止める)というイメージをする方も多いと思いますが、まさにその通り!

右脳は空間認識、バランス能力、大きな筋肉を使う運動、全体を見る力、非言語コミュニケーションなどの要であり、このあたりは、ご存知の方も多いかと思いますが
実は、物事に対して慎重になる事、安全かどうかを確認し、ネガティブに考え、時に行動を止める(STOP!)という力もあります。

今お預かりしている子の中に、抑制力・衝動性のコントロールの難しさを持つ子が多くいらっしゃいます。
まさにこの右脳の抑制する力が大切になる訳です(#^^#)

左脳がアクセル(好奇心・こだわり・行動力・パターン・探索・目的に向かう)、右脳がブレーキです。

自転車も前に進むようなっただけでは怖くて乗せられませんよね。ブレーキの使い方を覚えてから、やっと一人で乗れる。

人は生まれて3歳くらいまでは右脳が優位に発達します。それは、先にブレーキの使い方(安全を理解し安心する事)を覚えるためです。
そして、その次に前に進む方法(左脳発達)に入ります。その方がスムーズに発達できるからです!
(そのあたりを詳しく知りたい方はブログ 左脳と右脳の働きと発達障害 をご覧ください。)

逆にやる気・モチベーションが出ない、心配・不安症、不登校などのお子様は、右脳の抑制力が強くなりすぎているかもしれません。

 

大切なのは左右のバランス

ブレインジムでも大切にしてますが、左脳と右脳はセットでバランスが取れてパフォーマンスを発揮します。
どちらかの脳だけが頑張っても、生きづらいのです。

それぞれの脳機能が、何かをしようとする時にタッグを組んで、持っている特性を出し合って機能する。
それがその子(人)にとって、無理なく思う事をスムーズに実現するための大切なカギになるのだと感じます。

脳はいつからでも発達できます!
学びを通して、改めて感じなおした事

・原始反射統合の大切さ
・呼吸法を通して自律神経を整える事
・体のバランスや筋肉、視機能の発達
・栄養の大切さ

その子・その方の発達は違います。環境だって、性別だって年齢だって違う訳ですから、違って当たり前だと思います。

私達は原始反射統合・BBA・ブレインジム・BBITなど、さまざまなツールを用意して、その子・その方に合わせたオリジナルプログラムをこれからもベストを尽くして提供していきたいと思います。

興味のある方は、どうぞお気軽に育児相談からお申込みくださいね!
(月に一度は無料相談会も行っています。)
まくママで、心よりお待ちしております。

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