子供がワガママ、優しくないと感じる時がありますか?

お子さまがワガママ・優しくないと感じること、ありますか?

私が頂くお子さまのご相談には

  • 「自分勝手でやりっぱなし」
  • 「思いやりがない」
  • 「何度言っても、気を付けない」

といったものも多いです。

最近、そのご相談を頂くお子さまの事で、気づいた事があります。

 

ワガママで自分勝手に見えるお子さんの共通点(親子関係)

全てではありませんが、一見ワガママで自分勝手に見えるお子さんの親子関係を見ると、アドバイスや指示の多いご家庭が多いように感じるのです。

言い方を変えれば
『子どもの目標を親が決めている』
『自分の事を本人が決めていない』

親御さんからすれば、

  • 本人がいつまで経ってもやらない。
  • 迷惑をかけてしまいそうだから、先に親がやる。
  • 失敗が心配で声をかける。

といった例も多いと思います。
仕方のない事のように思いますよね。

ただ、そこが落とし穴・・・

 

必要なのは「境界線」

  • 自分の事なのに、自分が決めていない
  • 他の人が決めている

といった場合、相手との間に【境界線】がなくなってしまうのです。
無意識に、相手と自分を同一化してしまいます。

思いやりのなさは
「自分はそれでいいから」
「困らないから」

自分が困ってなければ、同一化している相手が困るとは想像できないのです。

これは精神的な自立との関係も深いもの。

 

一見ワガママに見える子にオススメの接し方

それは、
「自分の事は自分で決めさせる!」
「失敗しそうでも見守る」
ことです!

よく言われる事ですが、私はやはりこれが大切だと思います^^

海外でも、失敗の経験の多い人が、豊かな人間性を育て、後に社会に貢献していく事が多く報告されています。

幼少期から、どれだけ自分の事を自分で決めるか、失敗する経験をさせて、その経験ができた勇気を周りが肯定して(認めて)いくか。
それが、自立への鍵になると改めて感じます。

サポートしているご家族で、心配から声をかけていたが『もう、何も言わない見守る!』を頑張っていただくと

  • 優しくなった
  • 荷物を持ってくれた
  • 片づけてくれていた

とお伺いする事が増えます。

自分の事を自分で決めることで【自己一致感】が高くなる

お母さんと自分との間に【境界線】ができる

相手を自分とは別の存在として見えるようになる

というステップが踏めるからだと思っています(自立)。

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